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【暗記法】書くのと声に出すのどっちが良いの?

※この記事は科学的な根拠に基づくものではなく筆者の主観的な考えを述べたものです。

物事を『音』で捉えることと『文字』で捉えること

暗記法の二代派閥って書く派と音読派だと思うのですが実際どちらが効果的なんでしょう?昔友達と話したことがあるのですが、その人は自分が日本史が得意なのは書いて覚えるからで、君が世界史が得意なのは音で覚えるからだと言っていました。つまりどういうことかというと、書いて覚える派の人は何かを暗記する過程でそのまま漢字も覚えているから日本史が得意になる。が反面、少し時間がかかるのに加えて、カタカナが覚えづらい。声に出して覚える人は音でそのまま覚えているので漢字に変換するときに失敗してしまうことがある。しかし、その分何度も反復しやすい。ということです。私はそれまで圧倒的に音読派で、1回書く間に3回読む方が絶対効率的だと思っていました。書いて覚えるなんて右腕を痛めつけているだけだと。ただ、その話を聞いてああ、なるほどと思えるところもありました。確かに私は漢字があまり得意ではありませんし、入試など実際に書かなければいけないことを定着させるには書いた方が良いのかもしれないな、と思いました。数学とか物理なんかはいくら音読してもほとんど意味ないでしょうし。

集中の持続と言う意味での効率性

と、書いて覚える長所ばかりつらつら書いていますが、私はそれでも音読派です。それは書くという行為にはぼんやりと進めてしまう危険性があると思うからです。ノート作りなんかもそうだと思うのですが、あれって達成感がすごいんですよね。かなりやったった感を感じるのですが、意外と身についていないこともしばしばあります。書くことは読むことに比べて(私の主観かもしれませんが)体力と時間の消費が激しいので

「あんなに頑張ったのにどうして覚えられないの?」

という事態に陥りかねません。書いて覚えるスタイルは自分の実力を認識しながら継続的な努力を続けられる人が向いているのではないでしょうか。反対になにも考えずに無心で取り組みたい人は音読して何度も何度も反復することが良いと思います。

結局自分が納得できることが大切

いずれにせよ、何かを暗記するためには一度取り組むだけでは足りません。一度で完璧にできる人もいると思いますが、そんな人は今までの人生で自分がそういったタイプの人間だと気付いているでしょう。普通の人は覚えるまで何度も反復しなくてはならないと考えたときに、多少無理矢理でも自分が納得できる理屈を見つけることが大切なのではないでしょうか。私のように「書いて覚えることは体力の無駄だ」とか、「文字を書くことが生きがいなんだ」とか自分を奮い立たせるようなこじつけを見つけて、モチベーションを上げていくことが最も重要なことだと思います。