相居飛車が指したい
プロでは振り飛車党の棋士というのはかなり少なくなってきていますが、アマチュア、特に今の私の棋力帯ではかなり振り飛車党の方と当たることが多いです。私は居飛車が指したくて将棋を勉強し始めた(持っている定跡書も角換わりだけ)ので角換わりが指したいのですが、角道止めて飛車を振られるとどう頑張っても相居飛車にはなりません。簡単に角筋から攻められて潰されるし。よく初心者に振り飛車を進める理由として美濃囲いが固いことが挙げられますが、私は角筋が玉に直射しているのも初心者にとってはかなり大きいと思います。中級ぐらいになると王様を囲うことも覚え始めてきますが、角筋を生かした攻めがこういった相手には刺さりまくります。初段を目指そうという人がいつまでもこんなこと言っていてはいけないんですけどね。ちなみに私はなぜか船囲いのまま美濃囲いに立ち向かっています(笑)こんなことするぐらいなら急戦覚えようかな。
受けの棋風は勝ちにくいのか?
特にデータを集めたとかではなく完全に個人的な感覚なんですが、(これは失礼な言い方かもしれませんが)プロ棋士のなかで実力は間違いないのにタイトルに手が届かない棋士、あるいは実績を残すのに時間がかかってしまった棋士というのは受け棋風の方が多いんじゃないかと思いました。例えばタイトル獲得の経験がない棋士のなかで最も挑戦が多い棋士として森下卓九段と木村一基九段がいらっしゃいますが二人ともどちらかというと受け重視の棋風です。他に森内俊之九段も当てはまると思いますし、最近では永瀬拓矢七段も2回タイトルに挑戦しましたが惜しくも奪取は叶っていません。プロ棋士ともなると相手もそれ相応の棋力を持っていますし、限られた持ち時間で相手の攻撃を完全に見切るといることはいかにプロといえど簡単ではないのでしょうか。アマチュアなんかだと間違いなく攻めてる方が有利なんですけどね。
【将棋】将棋ウォーズ 1級
見る将から入って、指し将棋を始めてから一年経った現在地。一度60%までいったのですが、達成率を落としてしまいなかなか20%を超えることができません。少し行き詰まってきたので状況を整理してみると、
課題
・得意戦法がない
勝つことを考えたら1つの戦法を勉強したほ
方がいいと思うのですが、色んな戦法あるの
カッコいい!というので居飛車党になったの
でしばらくは保留
・見落としが多い
結局強い人というのはは悪手を指さない人で
すので王手飛車の筋くらいは食らわないよう
に気をつけたいです。
・終盤力
短手数の詰みでも考えないとわからないこと
が多いです。読む量を増やすためにも詰み形
を感覚的に捉えられるよう勉強の必要があり
そう。
・持っている棋書
角換わり 初段の常識
5手詰めハンドブック
と色々書いてはみましたがそもそも勉強をあまりしていないのが現状。どうしても実戦が楽しいので対局ばかりやってしまいます。5手詰めハンドブックすら終わらせていません。ただ勝てなくなってきているのも確かなので、せめて対局後の検討はしっかり取り組んでいきたいと思います。
将棋クエスト
【暗記法】書くのと声に出すのどっちが良いの?
※この記事は科学的な根拠に基づくものではなく筆者の主観的な考えを述べたものです。
物事を『音』で捉えることと『文字』で捉えること
暗記法の二代派閥って書く派と音読派だと思うのですが実際どちらが効果的なんでしょう?昔友達と話したことがあるのですが、その人は自分が日本史が得意なのは書いて覚えるからで、君が世界史が得意なのは音で覚えるからだと言っていました。つまりどういうことかというと、書いて覚える派の人は何かを暗記する過程でそのまま漢字も覚えているから日本史が得意になる。が反面、少し時間がかかるのに加えて、カタカナが覚えづらい。声に出して覚える人は音でそのまま覚えているので漢字に変換するときに失敗してしまうことがある。しかし、その分何度も反復しやすい。ということです。私はそれまで圧倒的に音読派で、1回書く間に3回読む方が絶対効率的だと思っていました。書いて覚えるなんて右腕を痛めつけているだけだと。ただ、その話を聞いてああ、なるほどと思えるところもありました。確かに私は漢字があまり得意ではありませんし、入試など実際に書かなければいけないことを定着させるには書いた方が良いのかもしれないな、と思いました。数学とか物理なんかはいくら音読してもほとんど意味ないでしょうし。
集中の持続と言う意味での効率性
と、書いて覚える長所ばかりつらつら書いていますが、私はそれでも音読派です。それは書くという行為にはぼんやりと進めてしまう危険性があると思うからです。ノート作りなんかもそうだと思うのですが、あれって達成感がすごいんですよね。かなりやったった感を感じるのですが、意外と身についていないこともしばしばあります。書くことは読むことに比べて(私の主観かもしれませんが)体力と時間の消費が激しいので
「あんなに頑張ったのにどうして覚えられないの?」
という事態に陥りかねません。書いて覚えるスタイルは自分の実力を認識しながら継続的な努力を続けられる人が向いているのではないでしょうか。反対になにも考えずに無心で取り組みたい人は音読して何度も何度も反復することが良いと思います。
結局自分が納得できることが大切
いずれにせよ、何かを暗記するためには一度取り組むだけでは足りません。一度で完璧にできる人もいると思いますが、そんな人は今までの人生で自分がそういったタイプの人間だと気付いているでしょう。普通の人は覚えるまで何度も反復しなくてはならないと考えたときに、多少無理矢理でも自分が納得できる理屈を見つけることが大切なのではないでしょうか。私のように「書いて覚えることは体力の無駄だ」とか、「文字を書くことが生きがいなんだ」とか自分を奮い立たせるようなこじつけを見つけて、モチベーションを上げていくことが最も重要なことだと思います。
【将棋】スマホ用検討アプリ最強は? 将棋クエストVSぴよ将棋
将棋が強くなるために局後の検討は欠かせないものですよね。そのとき私たちの強力なお供となってくれるのが将棋ソフトです。しかし、そうは言っても将棋のためだけに性能の良いパソコンを用意することは金銭的なことを考えても躊躇してしまいます。アンドロイドの場合はShogiDroidというアプリがあるのですが、今回はios最強のスマホアプリは何か?ということで将棋クエストのヒント機能(思考エンジンは技巧)とぴよ将棋を対局させてみました。
※2局とも画面下が将棋クエスト、同上がぴよ将棋
第1局
▲将棋クエスト△ぴよ将棋
戦型は最近ほとんど見なくなった相矢倉に。しかも雀刺し。ここから先手が端を強襲するも攻めきれず泥仕合に。
結果179手まで先手将棋クエストの勝ち
まだまだ入玉も目指せると思いますし、評価値もそれほど離れていなかったのですがここで投了。心が折れてしまったのか。
第2局
▲ぴよ将棋△将棋クエスト
先後を入れ替え第2局。戦型は先手早繰り銀対後手腰掛け銀の角換わりに。
結果142手までで後手将棋クエストの勝ち。100手を過ぎた辺りまでは均衡が保たれていたのですが、先手が暴発気味の攻めを繰り出し攻めが切れて投了となりました。
結果
将棋クエストが先後両方で勝利し、完勝と言っていい結果に終わりました。将棋ウォーズなどの棋譜はぴよ将棋でないと使いづらいですが、練習対局に関しては将棋クエストで対局、検討するのが良いかもしれません。